勤務先は派遣先か派遣元か

自分のことを聞かれるのって簡単なようで、難しいですよね。いざ自分の事となると、慎重になりますし、客観的に案外見ていなかったりしますよね。例えば自分の職業についても聞かれることがあります。パスポートを取得するときや、確定申告の際など、履歴書を書くときもそうです、職業は何で、業種は何なのか、会社員ですめばいいのですが、派遣となるとさらにややこしいですよね、雇用形態がちがってきますし、正社員ではないし、業種も勤務地によって変わるひともいるでしょうし。職種も場合によっては変わる人もいるでしょう。

派遣の場合、一番困るのは勤務先の欄を要求された時ではないでしょうか。職種は決まっていたとして、勤務先は半年もしないうちに変わるし、かといって派遣元の会社にはほぼ行かないし、勤務していない。派遣元行ってないのに勤務地にしたら虚偽と言われたら、ウソついてる気がないのに、信用度まで疑われたらすごい嫌ですし。困る時は、クレジットカードを作成するときです。クレジットカードを作ると審査というものがあり、さらには勤務先に在籍確認があるって聞いた事ありませんか?勤務地を派遣元に書いて、「うちにいません」なんていわれたら嫌だから、出向している会社を書いたりして、逆にそっちの会社には入社しているわけではないし、どっちにすればいいんでしょうか?

ズバリ、派遣元の会社を書くべきといいたいところですが、注意してほしいのは、契約先が働いている企業と直接契約なのか、派遣会社との契約なのかを今一度確認すべきです。派遣先の企業と直接契約なら話はちがってきます。その派遣先の企業の名前を書くべきなのが正解です。ですが、この場合、長くつとめていればいいのですが、数ヶ月ごとに渡り歩いているような人だと、やはり信用にかけそうで、書き控えてしまいがち。結局どうすればいいのか。

最近ではクレジットカードは簡単に作れてしまいます。アルバイトでも、派遣でも、契約社員でも重要なのは勤務年数だったり、年収、居住形態、居住年数、固定電話の有無、同居家族等、これらをスコアリングという加点方式で審査を行います。なので、勤務年数以外で得点をかせげばいいのです。無職でも税務署にいって個人事業主登録でもすれば、自営業者になるので、正直に申告しましょう。