これから本格的に就職活動を始めたい！と思っている大学生の方などにとって、在学中にしていた派遣やアルバイトの経歴が不利になってしまわないだろうか、と疑問に思ったりもします。こういった経験でもちろん、就職活動が不利になるということはありません。むしろ有利になることも多いです。また、就職活動に有利にはたらくような働き方やアピールというのはどんなものなのでしょうか。

基本的に在学中の派遣は短期のものになりますよね。アルバイトの場合は、一つの職場で長く勤めたことがアピールポイントになりえます。しかし、短期派遣では勤めた期間ではなく色々な職場を経験したことが大きなアピールポイントになります。期間限定のイベントなどが多いのも短期派遣の特徴です。そのため、様々な人との出会いがありますし、いろいろな職業体験をすることができます。学生のうちだからこそできる経験やそこで学んだことを面接などでアピールできます。そして、大切なのはアルバイトではなく、自分がどうして派遣という働き方を選んだのかをはっきりと言えることです。

就職活動において、派遣やアルバイトの経歴が不利になってしまわないだろうか、と多くの就活中の人に不安に思われる原因は、面接官の中に少なからず「在学中の派遣やアルバイトなんて遊びだ」ととらえる人がいるからでしょう。そういった面接官に当たってしまったとき困ってしまいますよね。そんなときはどのように派遣の経験をアピールすれば良いのでしょうか。そういったときは、短期の派遣で長期休暇や連休のときだけ働いており、普段はちゃんと大学に通い、勉強に打ち込んでいた、ということをアピールしましょう。学業を優先したいからこそ、期間の決まっている短期派遣で働いていた！というと心象もまったく違いますよね。

就職活動中は、急な面接が入ったり様々なことが忙しくなります。そんなときにネックになるのがシフト制のアルバイトです。しかし、いったんアルバイトをやめてしまうと戻るのが難しい場合もあります。それに比べると、短期の派遣ですと期間限定の仕事も多いので自分の都合に合わせることができます。また、就職が決まった後、就職活動がひと段落した学生に対して派遣を募集していることもあります。

基本的に就職活動に、在学中の派遣やアルバイトの経験は不利になることはありません。しかし、より面接官に好印象を与えられるようにアピールするポイントをしっかりと整理して就職活動に臨みましょう。